アジアアロワナワールド

アジアアロワナ専門店ラフレシアのブログです。日々の出来事などをブログとして掲載しています。

アーカイブ: 2023年10月

アルビノ過背金龍が卵を咥えました。

すり寄り行動をするアルビノヘテロ×過背金龍

過背金龍(メス)の腹部が大きくなってきたので、ヘテロとペアリングテストを行っておりました。次第にオスから頻繁にすり寄り鳴く行動が見られる様になり、メスの腹部もさらに膨らみを見せてきました。メスは半年前にも産卵したノーマルの過背金龍で、あと数日で産むと確信していました。

急遽オスをアルビノに入れ替え

あと数時間で産卵する!という所まで来ましたが、ヘテロ(オス)が全くメスに近づこうとしません。繁殖行動にはよくある事なので驚きはしませんでしたが、さすがに産卵まで秒読みだったので挑戦と勉強も兼ねてオスをアルビノと入れ替える事にしました。最悪の場合我慢できずにメス1匹で勝手に産んでしまうだろうと考えていた為です。

↑産卵の瞬間を収めた動画をYoutubeにアップ致しました。
それ程長い動画ではありませんが繁殖のデータとしては貴重だと思います。宜しければチャンネル登録&いいねを頂ければ嬉しいです。

卵を咥えるオスのアルビノ

アルビノはまだ若くメスよりも小さい為に、産み落とされた卵全てを咥え切る事が出来ませんでした。それでも頑張って10~12個位は咥えたと思います。卵が大きかったのもあったと思います。この部分は今後アルビノが成長するに伴い改善されてくると考えています。

無残には砕けちった卵

残った卵はメスが咥え、そのまま噛み砕いてしまいます。長年繁殖をやっていますが何故メスはわざわざ卵を口に咥えてから守らずに噛み砕くのかは大きな謎です。

まだ若いアルビノ過背金龍今後に期待しています。

今回アルビノのオスに卵を咥えさせるのは大きな賭けでした。恐らくまだ身体も小さく未成熟なので、繁殖成功には時間がかかると考えていた為です。実際ペアリングしていた時間も3時間しかありませんでしたので、咥える事もしないのでは?と考えていました。その事から考えても結果としてはとても満足していますし、僕的には大成功だったと思っています。現在も卵を咥えてはいますが繁殖成功するか?と聞かれれば確率はかなり低いと思っています。それでも僕もアルビノも貴重な経験が出来たので、大きな一歩だったと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございます。次は皆様の繁殖成功を楽しみに待っています。ではでは


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